Shinozaki Hilo...

2013-11-23

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Artist Interview

Shinozaki Hiloshiシノザキヒロシ

Shinozaki Hiloshi氏の世界観から生み出されるアート作品達はどのようにして誕生するのか?

 2014年1月、平日の昼下がり東京・千駄ヶ谷のHOT DOG専門店C.O.DにてアーティスShinozaki Hiloshiの独占インタビューを行いました。Shinozaki Hiloshi自身の東京の拠点ともいえるC.O.DにてDJKONによるトークセッション。
自身のホームにてリラックスした雰囲気の中、本人の口から語られるルーツや、経験、作品に対する情熱を感じてください。

----しのくんの生い立ちというか絵に携わることになっていく過程とかスケートカルチャーとかそういうバックグラウンドとかそういうきっかけを聞かせてもらえる?』

元々俺小さい頃から絵を描いてたのね、そん時によくばあちゃんに連れられて寺に行っててお寺で仏像描くのがすごい好きだったの。それはでも、今にして思うっていうか。今の俺の価値観として、人間て本能的に行動したことが後々説明がつくっていうのがあって、それを踏まえて考えるとそこに自分がこういう風になってたっていうのはそこにルーツがあるって思えるようになったっていうか、俺その後葬式の仕事してたの、単純に怖い物見たさっていうかお金がいいとか感じだったんだけど、その中で寺にすげー巡ってくるわけ、人生的に。そもそもそういうの好きだから。
例えばやたら鎌倉行って寺巡りするとかさ、なんか自分の中に節目的にあったりとか、、、

----『スケートカルチャーとか関係なくね』

俺を最近知った人は自分の作品とか見て俺がスケート好きでやっているっていうのがあるからそういう風にとられがちだけど、俺は別にストリートカルチャーとかそういう意識で描いていることはなくて、ただ例えば80年代映画が好きですげー見てた時期があって、グーニーズとかBACK TO THE FUTUREとか。。。スピルバーグから始まってみたいな、そこに出会えたっていうのは割とグラフィックとかには入ってきてるのかな。
でもだからと言ってそのまんま反映されてる訳じゃないんだよね。
絵の構図とかで言ったら小さい頃に家にあったカルタがすげー好きで、それが江戸いろはっていうさ、たきへいじろうとかいうさ、切り絵を作っている人のカルタだったんだよね。
それは俺ん中で構図として残っていてて、そこが和イメージになってる部分があるのかな。。。

----ー『だからこういう和節、仏都的な要素が感じられる部分なのかもね』
なんか、余白があるっていうことが結構好きで、そこがなんか俺はカルタに影響受けてる気がして。
結局自分の本能を追っかけてる結果そういうことになってるんだよね。

----『 日本人に多い海外のサンプリングして向こうの色をフィーチャーするっていうよりも俺はShinozaki Hiloshiの作品に和武士を強く感じたよ。Shinozaki Hiloshiのルーツがそこにあるっていうか』

知らなかったんだけどね。もっと言ったら俺の本来の記憶よりももっと前の記憶じゃないのかなって本当に思うんだよね。
説明がつかないんだよね。

----『 今日会うこともそういうことだと俺は思ってるよ。必然だと思ってるし、そこがまあ、なんかルーツを探すって言う意味じゃ引き寄せられてるっていうか、俺と出会ったのもそういう気がするな。こういう前向きな話ができるっていうか。じゃー今後の活動としては自分のルーツを探しながらっていうか、本能の的な方に向かっていく感じなのかな?』

まあ、ある程度見えているもので言ったら、そもそも大きくいうと自分を描いてるっていうか

----『自分の人生削って書いてる訳だもんね』
この先の世の中とか終わっていく世界観とか、始まりと終わりの共通項って今終わる、正直言って東京ってこれ言っていいもんか分かんないけど、終わっていく国っていうか、終わっていく世界観じゃないかって本能的に思ってて。俺は余計なニュースとか入れてないし、知ることと知らないことはちゃんと判断すべきだと思ってて。
より人よりも知らないことを知るように選択してて、余計なものを知る必要はないから。

自分の事をやった結果、他人のためになると思ってるっていうか、それをやり続けることで人も幸せになってくれたらいいなじゃないけど、遠くの誰かを心配するくらいなら今隣の人に何かできることとか、それが人のためにつながっていってくれたらと思ってて、そういう価値観とかも込めてるつもりなんだよね、終わりと始まりを知るっていうことって今を生きることに大事っていうか。
今生きてることもなんで生きてるかみんな考えてるか分かんないけど、俺が今思うのは生きてる意味みたいなのって思い出を作ることだと思ってるだんよね。

思い出が重要なことだってことは、去年行ったハワイへの旅の中ですげー身に染みたというか、体験した思いがあって、人間て今世の中にあるものが全て一つのものだって体験をしたのね。それはビーチに入って海に浮くことが初めてできて、それっていうのは普通だったら子供の頃に何のけなしに思えることだと思うんだよね。誰かが教えてくれたりしてじゃなくて、俺は自分で納得しないとそういうことができない人で海にも行かなかったんだよね。(海に)入る意味もわかんなかったし楽しみも分かってなかったんだよね。

----『-小さい時ってそういうの考えなくても必然的に一体感を自然とかいろいろなものに一体化してる状態って確かにあったよね』

それを自分で考えてチョイスして得たわけ。その感動って多分、相当半端じゃないはずなんだけど。そんときに多分、人間って海の中でも生活できてたんじゃないかって。皮膚はそうなってないんだけどそんくらい一体になったなって感じがあったんだよね。
それを考えたら、ひとつのものごとはすべて同じものできてるってことは、人間が今人間として自覚してるのは思い出とか感情なんだよね。人に対する感情とか自分に向けられてる感情とかつまりその人に、誰かの思い出に残ってないとその人は存在しないっていうか、そう考えると俺はその思い出を作るために生きるって思うんだけど、俺にとってはね。

でもってさ、その一つの物事でできてるってことを知ったときに自分の人生って単純にここから一秒先の未来は全部決まってんだって。水を取ることからコーラを飲むとか、チーズドッグを食べるとか、それもチョイス、いろんな選択の中で一つをチョイスしたにすぎなくて、他にもある人生は全部出来あがってる。木や川の流れの中でどこかで自分を導いてそこのルートの川を流れていくってだけだから。逆に言ったら自分の人生ってどこにでもいけるってことに俺は気づいたから。人間って自分の思ったこと自分の人生を好きなようにできると思うんだよね。
これって絶対簡単なことなんだよね。

----『そうだよね。みんな知ってるけど忘れてるよね』

見えないものに恐れを助長するような世の中になってるし、例えば車の保険とか人の不安を煽って起きるかどうかわからないけどっていうそういうこと。そういうのが凄く人間的に思えないんだよね

----そういう気持ちをくんで絵を描いて表現してるだね

そうだねえ。終わりを知るっていうこととか
俺は楽園的なイメージでものを描いてるの。それは始まりのなんか終わりは悲しいように思うんだけど

----『 でもハワイすげー行ってるよね。呼ばれてる感じだよね』

そうだね。ハワイにも広めていきたいと思ってるね。

とりあえず、前回の時ギャラリーとか見てきてこっちがやる気出したことやればなんとでもなることがわかったから。

----『 ハワイにそういうアートカルチャーとかあるんだよね。俺行ったことないけど自然が凄くて人のいい緩いイメージだけど奥の方っていうか、深い歴史や文化がかあるもんね。』

俺はハワイ島ってとこ行くんだけど、島国だから日本人が引かれるのかなって思うなあ。人のあたり方とかもさそれこそ、説明はついてないけどそんな感覚はあるんだよね。ハワイ島は今あの島ってできて300年くらいしか経ってないんだよね。ようは始まりの島なんだよね。で、日本は終わりの島なんだよね。
それを行き来してるっていうのはなんとなく、そういうものに魅かれるものだったり感じたいものがあるから行ってるんだと思うし始まりと終わりを表現している意識はあるからね。

  • Shinozaki Hiloshi シノザキヒロシ
  • 1978年 東京生まれ 幼少期、誰もがそうするようにアソビの一つとして絵を好み描き始める。漫画をはじめ、お寺などによく行き、日本古来の文化である仏像、切り絵、版画などに興味を示しそれらの絵も描くように。学生時代、バスケットボール、スケートボード、映画、音楽ファッションなどのアメリカンユースカルチャーに興味をもち絵もこの頃から、ハワイに当時いた友人とsuboten(www.suboten.com)という名前でスケートボードに絵を描き展示をする。卒業後、葬儀屋、バーテンなど様々な職を経験し自分というものの在り方、世の中に対する想い、空気感、願望、全ての物事が一つであるという事、終わりと始まり、相反するものをうけいれるという価値観などをキャンパスの中に描く楽園のような世界観に落とし込み、自分を表現し続ける。

TEXT: KON / PHOTO:ruthkaplann

UPDATE 2013.11.23 03:02

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