MARK FARINA

2013-11-23

  • 2013-11-23 :
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Artist Interview

MARK FARINAマークファリナ

アメリカ西海岸のシカゴハウスシーンを代表するDJ兼プロデューサー、マーク・ファリナ

----先日代官山AIRで行われたROUNDHOUSE supported by RÉMY:ÜSICとても素晴らしいセットをされてましたが、ロングセットプレイをするにあたってどんなプランニングをしましたか?

大抵、そんなにガチガチにイメージを決めることはないけど、AIRでやった時は、ラウンジはマッシュルームジャズで、メインはロングアワーのハウスセット。まず、テンポが違うところでプラニングを考えたよ。日本のクラブはレコード文化を大事にしていて、ターンテーブルをしっかり組んでくれるけど、世界のクラブでは、たまに無いところがある。今回はヴァイナルを持ってきていたので、良いハウスミュージックをかけられるように注意してプレイしたね。7時間とか時間があると1つの旅みたいな作り方ができるからプレイしていて楽しいね。

----あなたが音楽というものに人生で初めて触れたのはいつですか?
五歳くらいからレコードを買い始めたりしていて、4年生の時には学校の楽団でトランペットを吹き始めた。初めて買ったレコードはyellow submarineだったね。

---- いつDJになることをきめた?
高校生一年生の時に初めてクラブに行って、DJ達の立ち姿にすごく衝撃を受けたね!!ラジオでは、ミニストリーとかワックストラックスみたいな感じのハウスミュージックセットをずっとかけているラジオショーをよく聞いていたよ、そこでは、毎日新しいミックスがかかっていて、聞きはじめの頃はそういう音楽をどこで手に入れたらいいかも知らなかったけど、調べていくうちに自分もDJに憧れるようになっていったんだ。
当時ニューウェーブが好きで、the smithみたいな格好をしていたよ。また、85年頃DJが、ビートマッチしながら、ミキシングしているのをみて、そこで初めてラジオでかかっている音楽をクラブで聞いたんだ。そして、そのDJ達に憧れてDJになろうと思った。

---- DJをプレイをするうえで何が最も大切か?
一番大切なのはいい音楽を選ぶことだね。

----あなたにとってDJとは?そして近年DJ達のデジタル化が進んでより簡単にDJになれるようになっているがどう思うか?
DJの定義はすごく難しい。ここ20~25年位の間でテクノロジーの進化とともに凄く変わってきている。でも、クラブにレコードを持ってく時もあればCDも全然使う。USBは便利だからすごい好きだ。ただ、コンピューターはそこまで好きじゃなくて、コンピューターでスクリーンを見ながらDJをやっているとオーディエンスもDJがいったいなにをしているのか分かりづらいし、パソコンを見ながらDJをするスタイルは自分のなかではシカゴスタイルだとは感じないかな。

----マークのフェイバリットDJを教えてください。以前デリックカーターと一緒に住んでいた時のエピソードを教えてください。
今でも好きなDJはデリックカーターで、音楽の知識もDJのスキルとかいろいろなそういう面からでも彼を凄く尊敬している。デリックは大事な親友であり、親元を離れてすぐの頃に初めて借りたアパートに一緒に住んで、そのアパートは、"REDNAIL"と呼んでいたんだけど、レッドネイルの名前は電話番号をアルファベットにして読むとそう読めるからそういう名前にしたんだ。しばらくして、デリックはカシミアの仕事をしていて、毎日朝七時に起きて仕事にいかなきゃいけなかったんだけど、いつも目覚まし時計が七時になるのにデリックは全然起きないんだ。いつもデリックを起こしにいってたよ。

----マッシュルームジャズの名前の由来は?
アシッドジャズが好きでよく聞いていて、アシッドよりもマッシュルームの方がオーガニックで自分は好きだったからマッシュルームジャズにした。

----今後マッシュルームジャズのリリースの予定は?
いま8番目を作業中なんだけど、どんどんそのプランが延長になっている。South port weekenderの十周年の企画でデリックと自分がダブルCDをリリースすることになっていて、先にそのsouth portの方を終わらせてから リリースする予定だよ。多分マッシュルームジャズの新しいのは秋頃の予定だね。

----ダンスミュージックシーンで、注目しているシーンはありますか?
長い間DJをやってきて、どこの場所に行っても、昔からやっている友達、仲間がいて自分は本当にラッキーだと思うよ。友達のカスケードなんかは最近ステイプルセンターなんかを満杯にして、ものすごい額のギャラをもらったみたいだね(笑)。昔から知っているけど、最近はEDMに変化していてテイストが変わってきているけど、少なくとも若い子達がダンスミュージックに注目しているのは嬉しいね。

---- DJをするにあたって何からインスパイアをうけますか?
息子から大きな影響を受けている。あとは映画。映画を見て使えるなって思ったらそこを切り取って、トラックを作ったり、気になったものは使っているよ。

----あなたにとって音楽とはどんな存在?
ずっと音楽を仕事としてやってきているからいつも音楽はそばにいるね。DJとして聞く音楽と、それ以外で聞く音楽もいっぱいあるけど、今まで買ったレコードも全部とっといてあるし、料理をしている時は40、50、60、70年代のラジオをいまはインターネットできけるから聞いているね。車の中ではプロモを聞いたりとか、音楽は常に自分と共にある。


掲載されている写真は、3月31日に渋谷"SOUND MUSEUM VISION"で開催された『RÉMY:ÜSIC PRIVATE LOUNGE』で撮影されました。

  • マークファリナ
  • シカゴ出身、サンフランシスコ在住のDJ。日本でも人気のMIXCDシリーズ『mushroom jazz』(全世界で累計50万枚以上)が爆発的な人気となり有名となった現在も、全世界で年間に100本以上もの現場で、その卓越したミクシング・テクニックを披露している。jazzテイストなヒップホップを軸としながらハウスやディスコ等のダンスミュージックを優雅にクロスオーバーさせ、フロアーに圧倒的な安定感とグルーヴを生み出せる数少ないDJ。

TEXT: ECD / PHOTO:

UPDATE 2013.11.23 03:02

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