伊藤和馬の”今”...

2013-11-23

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Artist Interview

伊藤和馬の”今”いとうかずま

伊藤和馬 1978年淡路島生まれ 写真家  都会への憧れから写真を始める。「視覚で伝わることには言葉はいらないんで撮ることで過去を重ねて前に進んでいきます。 自分が進むことが写真家にできる残すことなんです。」 と語るラスタ写真家の写真に対する姿勢を垣間みれる独占インタビューです。

写真家 伊藤和馬の働く神宮の聖地、BAR BONOBOにて平日の昼下がりDJKONによるトークセッション型インタビューを敢行しました。温和な雰囲気を放つ伊藤氏の写真に対する情熱やこれまでの生い立ち等、率直に語っていただきました。

----まずは出身地や生い立ち、写真を取るきっかけを教えてもらえるかな?
伊藤和馬です。淡路島出身で20歳から15年くらい東京にいるん感じで。最近は展示で色々呼んでもらって色んな所に行ってるかな。カメラ買ったのは高校卒業して大学に行っとた時に、何となく一眼レフを買って、でもその前は映像がしたくて、映像やってる人と知り合って、でも遊びで映像っていうか、趣味でやっててその人に一眼レフ面白いよって言われて。それでやってみたら断然写真の方が面白いってなって。

----写真を撮るコンセプトとかある?
自分の中では淡路島っていう地元を撮りたいっていうのもひとつあるけど、自分の写真を考えたらいつもカメラを持って日常を撮るっていうと変な言い方やけど、いつも決めて撮るっていうよりも、面白いもん見つけて撮るっていう感じかな。

----和馬君の写真から感じるのは、笑いあり自然ありとにかく面白いっていう印象があるんだけど、きれいなんだけどユーモアがあるっていうか?
知り合いの人に言われたのは愛とユーモアがあるって言われて、それが凄いしっくりくるっていうか、性格が凄いまじめだから凄いキッチリやろうとすんねんけど、観て面白いって思われる写真が自分も好きやし、あとからあんまりいい訳をする写真じゃなくて、ほんまに見て分かる写真を撮りたいなって感じかな?今はデジタルばっかりで撮影しとって、初めはやっぱり写真はフィルムだろみたいなのがあったんだけど、自分やろうとしとる事は何で撮ったとかそういうんじゃなくて、自分が見て写真を選択するっていうか、画角考えるのもそうやし、フィルムとかにも全然こだわりもないし、写真家は撮ったときに終わってるというか、後の出し方はあんまり気にしてない。あと加工はほぼせえへんかな。

----今1番大切にしてる部分はユーモアと愛をコンセプトに活動してる感じなのかな?
なんか見た人が楽しいっていうか。もうほんまに言葉にしたら軽いけど楽しい写真が好きかな?なんかええ意味でひとに伝わらんこだわりやったらいらんかなって。写真も見てどう思うかだけやし。これがフィルムで撮ってるとか関係ない事だからね。お金あったらいいの使いたいけどね。デジタルだったらお金もかからないし。自分の中ではフィルムもデジタルも変わらないっていう意識でやってるからね。今はiPhoneでも写真集出したりしてる人もいるし。俺は今、デジタルとかで誰でも写真が撮れる事はええ事やと思ってて。色んな人がいろんなええ写真を撮る事はいい事で。

---いろんな世界中を旅してきてこれからまた旅にでるつもりはあるのかな?
ちょっと今年狙っててウルグアイ。メキシコにはまったときも初めはプロレスラー撮りたくて。でも無理で、その後パンクのやつに会ってそいつにはまったり。行く前に色々考えるより行ってから見ての方が次に繋がるから。また行きたいっていう風になるっていうか。

----今現在やこれからの活動とか教えてもらえますか?
の方で展示やったり、次の会津のはちょっと住み込み展みたいなスタイルを考えてて。喜多方バルって昔ながらの旅館みたいなお店があって、そこで週末だけ働きながら二階で展示できたらいいなあって思ってて。夏はここ何年か地元の淡路に帰って最低10日は展示会をしてて。淡路の文化会館みたいなところで展示させてもらって、淡路帰りたいからなんやら理由つけて(笑)。淡路はビーチで無料でバーベーキューとかでできるしぜひみんなにも来てほしいな。

----最後に今後写真を撮りたいと思っている人たちにメッセージをお願いします。
やっぱり、人に見せるんが大事っていうか。続けとったら別に売れんでもやり続けるし。自分は写真家や思って生活してたら何しとってもいいと思うから。写真家がやる事って取った瞬間に終わっとるみたいな。自分の中で1番でかい事は撮る事っていうか写真は撮って終わりやと思ってるから。

  • 伊藤和馬
  • 伊藤和馬。1978年淡路島生まれ。写真家。 都会への憧れから写真を始める。上京後、スナップ写真にはまる。 02年、プロレス好きの父の影響でルチャドールを撮りにメキシコへ行くも、 目的を忘れて町と人のスナップ撮影を満喫する。 09年より本格的に個展を開始。日常にある、言葉のいらない愛とユーモアを表現し続ける。 11年より淡路島国営明石海峡公園の写真公募展審査委員長を歴任。写真ワークショップ開催など、表現の幅を広げる。 現在、東京を中心に各地で精力的に個展を開催。

TEXT: KON / PHOTO:NGTOM

UPDATE 2013.11.23 03:02

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