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2013-11-25

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Teebs展 – ANTE VOS / BEFORE YOU -ティーブス

「 サンプリングという普遍的な技法は、アナログならではの温かみを感じる 」

日本で行う初の個展のコンセプトは、“レコードジャケットが作品として完成する前の姿”。ペインターでありミュージシャンでもある彼ならではのアートの表現であろう。“語りかけてくるものを選んだ”という既存のレコードジャケットに、彼ならではの感性のペイントを加えるTeebs独特のスタイルで生まれた作品が150点以上展示されていた。来場者には、Teebs本人が個展用に制作したという音楽を収録したPLAYBUTTON(缶バッジ型のオーディオプレイヤー)が渡され、会場に用意されたヘッドフォンで作品を鑑賞できるというまさにアートと音楽の融合を表現していた。

Redbull ミュージックアカデミーに参加しミュージシャンとしてデビューする前にペインターとしてすでに頭角を表していたというTeebs。実際にアート作品に触れてみるとそこには彼の音楽性とも共通する物が感じとれました。

ーー彼のルーツであるカリビアン・ミュージック、90年代の東西アンダーグラウンド・ヒップホップ、そしてLAの陽気な気候とスケートボードを通じて培ってきたその美意識や思想は、最新作「Estara」と同様に、今回のTeebs展「ANTE VOS / BEFORE」でアート作品を通じて生で感じ取る事が出来る。

100枚以上になる中古レコードのジャケットを新たなキャンバスに、自由にペイントやコラージュした作品はTeebsの奏でるサウンドに確かに共通するものがある。今回の個展用に制作されたPLAYBUTTONの音源も一部、その作品の中からサンプリングしているのも面白いコンセプトだし、とても興味深いものであった。

それらの普遍的な技法は、アナログならではの温かみを感じさせてくれる。Teesは現代のバスキアだ、と言うと少し大げさかもしれないが、そうでもない。もし、バスキアが当時NYからLAに移り住んでいたらどうなっていただろう、とついそんなイメージを空想してしまった。

teebs展 - ANTE VOS / BEFORE YOU -
2014.4.17 (thu) - 4.19 (satu) @ KATA GALLERY (LIQUIDROOM 2F)

●日時
4/17 (木):17:00 - 21:00
4/18 (金):13:00 - 22:30 *20:00からはアーティスト本人も登場するレセプションを予定
4/19 (土):13:00 - 20:00 *15:00からはトークセッションを予定

トークセッション:4/19 (土) 15:00~16:00
出演者:TEEBS、竹村卓(ライター/編集者)、渡辺克巳(BRUTUS)
入場無料

  • Teebs
  • 1987年ニューヨーク生まれ、現在はロサンゼルス在住のMtendere Mandowa ( aka Teebs ) フライング・ロータス主宰レーベル〈Brainfeeder〉から2010年にデビュー・アルバム『Ardour』をリリース後、2011年にリリースされたスケッチ集的ミニ・アルバム『Collections 01』は、日本限定でCD化。2013年には、かねてより親交のあったプレフューズ73に誘われ、コラボレーション・プロジェクトとしてサンズ・オブ・ザ・モーニング名義でアルバム『Speak Soon - Volume One』を発表し、2014年3月、プレフューズ73やジャガ・ジャジストのラーシュ・ホーントヴェットも参加した待望の2ndアルバム『Estara』がリリースされるなど、今最も勢いに乗っているアーティストの一人である。5月23日には、フライング・ロータスの出演でも話題のイベント【Brainfeeder 4】での再来日も決定している。

TEXT: AK / PHOTO:Junya Saito

UPDATE 2013.11.25 04:34

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